川の流れは

鳥取、千代川の風景。

街の中に大きな川がある、というのは、生活に一つの軸がある、ような感覚を持てる気がする。

東京、西葛西にインド人の方が多く住むようになったのは、荒川にガンジス川のイメージを重ねたからだという。

(テレビで、30年日本に住むインド人の方が言ってました)
心の原風景があるところには住みたくなるだなあ。

私にとっては神戸、住吉川でしょうか。

高校のテニス部の時、毎朝6時に起きて走っていた。(自己練習)

海と山が近いので、ちょっと上ると海がきれいに見えてきます。

夜明けの海と山を見られる贅沢な時間。

震災からちょうど一年後の1月17日の朝、一人で川を走ると、はるか淡路島の方向の空が夜明け前だと言うのに真っ赤に光る空を見ました。

亡くなった方々の思いなのか、はたまたただの気象の形なのかは分かりませんが、思わず手を合わせたのを覚えています。

先に逝った人達のことを思うと、今日を精一杯生きようという気持ちが湧いてくる。

生者が死者に力をもらう。

生と死がつながっている感覚はまさしく、ガンジスを始めとする「川」の教えなのかもしれません。

2018年11月26日 | Posted in 未分類 | | No Comments » 

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